Milky Novel Channel(第2回)
木曜の夜、いかがお過ごし?
前回から間を空けず、2回目もこの口調。ミ〇姐さんよ。
この口調について、あまりにも何もツッコミがなかったので、もうこのまま突き進むことにしたわ。
もういいの。私のことは「好きなラノベを語りたがる、女口調のおっさん」と思ってくれればそれで。
という訳で今夜も、私が独断と偏見で選んだオススメラノベ、紹介するわね。
みんな、子供の頃に、アニメやゲームの世界やシチュエーションに憧れたことってあるわよね。
退屈な授業中に、突然空から宇宙人が襲来してきたり、下校中にいきなり空から巨大ロボットが降ってきて戦う使命を背負わされたり、空から女の子が降ってきて悪の組織から一緒に逃避行したり……
非日常って、基本空からやってきがちよね。
私は特に金曜ロードショーとか見ながら育ったクチだから、ラピュタとかめっちゃ好きなのよね。
そんな「親方ぁ! 空から女の子が!」みたいなシチュエーションから始まる物語―――
『化物語』
インなんとかさんかと思った? 残念、戦場ヶ原ひたぎ様でしたー。
このお話、『化物』の名の通り、『怪異』という、神様や幽霊、悪魔、呪い、妖怪の類……そうした人の力ではどうにも出来ない存在が幾つも登場して、それが実在したらどんなことが起こり得るのか。大筋はそういうお話ね。
例えば最初に例に挙げた戦場ヶ原ちゃん、この子は「空から降ってきた女の子」だけど、普通人間が空から降ってきたら、飛行石でも持ってない限り、受け止められないわよね。腕がバキバキに折れるか、最悪二人とも死ぬわよね。
けど、それを受け止めた男の子―――我らが主人公、阿良々木君―――も、戦場ヶ原ちゃんも、無事だったの。それは彼女が、彼女の体が、とてつもなく軽かったから。
そう、彼女はとある怪異の症状によって、およそ『体重』と呼べるものが無い体になってしまっていたの。
そんな人間が、そんな状態のまま現実に生きていたら、どんな性格になるのか。そして、何故そんな体になったのか。そんな彼女に、阿良々木君はどう接するのか。
と、ここまで書くと、結構シリアスな設定で、重たい話になるのかと思いきや、当の本人たちはそんな状況の中でも、冗談を言ったり下ネタで会話したりボケたりツッコんだり(これがまた作者様の力量で、めちゃめちゃ軽妙で面白いのよね)、普通に前向きに生きているのよね。
そんな感じで、主人公の阿良々木君が、怪異に関わって人生めちゃくちゃになってしまった女の子達のために、何とか自分の出来ることをしようと東奔西走するお話なワケだけど、とにかく出てくる女の子達と阿良々木君との掛け合いが、完成された漫才のごとく面白いのよね。
という訳で新コーナー。一行で分かる、キャラクター紹介のコーナー。
今回は『物語』シリーズの中でも、最初の『化物語』上下巻までのキャラを、超ざっくり、ヒラコー漫画の巻末オマケの如く1行で紹介していくわね。
こよこよ:元吸血鬼の我らが主人公。眼球フェチでロリコン。本体はアホ毛。
ガハラさん:実はデレの方が苛烈なツンデレちゃん。メインウェポンは文房具。
八九寺ぃぃぃ‼‼:迷子ちゃん。やたら口の達者な小五ロリ。これ以上は言えない。
バルカン後輩:下ネタでしか会話したくないと豪語する百合っ子ちゃん。かっこいい。
DJなでこ:アニメで爆発したテレ屋ちゃん。ざーさんの可愛いキャラ全盛期だと思う。
バサ姉:委員長ちゃんで副音声の神様。何でもは知らないわよ。知ってる事だけ。
のぶえもん:金髪吸血鬼幼女。初期は一切声を発さず、CV.も平野綾さんだった。
ブラザーメメ:アロハ服のエクソシスト的な人。作中屈指の頼れる大人。お人よし。
こんな調子で『化物語』から始まる『物語』シリーズ、続きに続いて現在までで合計29巻まで出てるのよね。
これを今から全部読むのも大変だから、アニメ版をサブスクで見るとか、作画:Oh! Great!さんによる漫画版とか、小説全文を声優さんが朗読する「Audible」なんてのもあるから、お好みの媒体でお楽しみ頂ければ幸いよ。
でもね、これだけは言わせて頂戴?
この作品の醍醐味とも言える阿良々木君とヒロインとの漫才もとい掛け合い、アニメ版だけ結構バッサリカットされちゃってるのよね。特に神原ちゃんのトコ!
そういう意味で、私は原作を読むことをオススメするわ。
あと、せっかく読むならセカンドシーズン(小説換算で12巻)までは読むことをオススメするわ。主人公以外のキャラクターの視点で物語が展開されて、これまでと一味違ったお話を楽しめるし、今まで知らなかったキャラの一面も掘り下げられちゃうからね。特にあの……うふふふふ。
最後に、〇ル姐のひと口メ・モ。
貝木さんはいいぞ!
以上。今回はこの辺でお開きね。
来週はアンケで人気だったもう1作を紹介していく事にするわね。私はキメ顔でそう言った。
Milky Novel Channel(第1回)
木曜の夜、いかがお過ごしぃ?
ミ〇姐さんよん。(CV.桃〇かおるさんイメージ口調のウッ〇ャン)
半年も更新せず、いきなりこんな口調で現れちゃったけど、このキャラ、そもそも伝わるかしら?
同世代の皆には伝わってると思うけど、もし知らなかったら、お父さんお母さんに聞くか、「笑う犬」でググってみてねん。
ウシの着ぐるみ着て、ウシのおっぱい付けて、セミロングの鬘を被って、顔にホルスタインメイクを施したおじさんを思い浮かべてくれれば、それが私、〇ル姐さんよん。
いきなりついでに今回は遊戯王のお話じゃなくって、私が独断と偏見で選んだオススメラノベ、紹介していくわね。
今回は文字数2000字縛りつけてるから、細かい説明とか省いて気持ちマキで書いていくわね。
そもそも皆、ラノベって読んだこと、ある?
昨今ラノベ原作のアニメってたくさんあるし、どんなお話のジャンルが多いかってことくらいは分かるかしらね。
バトル、ラブコメ、冒険、サスペンス、ミステリー、etc.
一口にラノベって言っても色んなジャンルがあって、奥深い世界なのよね。
『若者の活字離れ』なんてよく聞く言葉だけど、今どきの若者って、いつ何時でもスマホ片手に、FGOとかウマ娘とかデレマスとかこのファンとか、色んなアプリゲームで、ストーリー読んでるじゃない? そういう意味じゃ、今どきの子の方がよっぽど文字、読んでる気がするのよね。
だからこそ、そんな子たちにもっと色んなお話、読んでもらいたいって思うの。
特にFGOなんて顕著だけど、世界観が壮大で、登場人物がめちゃんこいっぱい居て、その世界を探すだけで必ず推しキャラが見つかる、なんてこともあるでしょ?
それはとっても素敵なことだし、FGOの作者さんは、そういう世界を構築できる、すっごく才能ある人なんだと思うわ。
けどね、決して壮大なお話じゃなくても、例えば自分が今住んでる町を舞台にした、登場人物もほんの数人しかいないお話でも、きちんと掘り下げることですっごく面白いお話になったりもするのよ。
その一つが、今回紹介する、このお話。
ジャンルとしてはラブコメになるのかしら。
当時のラノベとしてはかなり異色な、魔法も超能力も一切出てこない、現代の日本でのお話よん。
あの伊勢神宮とか伊勢エビとかで有名な、あの伊勢よ。
すんごく歴史ある町で今でも観光地として人気の高い町だけど、このお話の主人公、戒崎裕一くん(戒崎と書いて“えざき”って読むのよ)は、この町で生まれた高校生で、冒頭からこの生まれ育った町のことを、凄い勢いでディスったりするのよ。
まぁ若い子にとったら、由緒ある神社なんて面白くもないし、そもそも地元に名所があるからって、それを特別ありがたがることって、実はあんまりないわよね。
東京の人が東京タワーに登らなかったり、大阪の人が通天閣に登らないのとおんなじね。
彼は伊勢という田舎を捨てて、ここではない何処かへと胸を焦がしているの。昨今、若者の地元志向、安定志向なんてのが多いなか、結構気骨のある子よね。
けどそんな彼がある時、軽い病気で入院して、そこで一人の少女と出会うの。
名前は、秋庭里香。
メインウェポンは、みかん。
CVはきっと世が世なら、釘宮〇恵さん。
そう、彼女はいわゆる、ツンデレ美少女なの。
そして彼女は裕一くんの肝炎なんて及びもつかないほど、重篤な病気を抱えているの。
マジモンの、心臓の病気ね。
裕一くんと里香が、田舎の病院で出会い、そしてお互いのことを知っていく。
言ってしまえばこの作品は、ただそれだけのお話なの。
だけどね。裕一くんと一緒に、色んな人と出会い、色んなことを知っていくうちに、若くて空っぽだった彼の心に、「大切なもの」がどんどん溢れていくの。
それは里香ちゃんの存在も勿論だけど、自分の記憶の中にある、父親との思い出とか、友達との思い出とかもね。
そしてそういう時の回想が本当に事細かくて、「あぁ自分も若い頃、そんなこと思ったなぁ」なんて思うのよね。
と言っても、これ初めて読んだ時、私まだ裕一君より年下だったんですけどねー。
ラブコメの中でも結構シリアスというか、落ち着いたお話なんだけど、中にはお間抜けな描写とか、ほっこりするシーンもあって、すいすい読み進められるわよ。
個人的には、3巻から6巻にかけての展開がホント最高だから、まずは3巻まで読んで欲しいわ。そこまで読んだらあなた、もう4巻読まずにいられなくなるから。
ではここで、ミル〇さんのラノベひとくちメ・モ。
劇中に砲台山っていう地名が出てくるんだけど、現実の伊勢にもモデルになった山があって、頂上にはこの作品のファンがメッセージを残せるノートが置いてあるのよ。
私も聖地巡礼した時に書き置きしてきたわ。皆もこの作品、好きになったら、記念に登ってみてね。
ってな感じで、今回はここまで
少し文字数オーバーしちゃったけど、初回説明もあったし大目に見てね。
っていうか、聖地巡礼の時のお話めっちゃしたいんだけど、それはまた次の機会ってことで。
それじゃ、今日はこのへんでお別れよ。
この口調、不評だったら次回変更するわね(
私の限界キャラデッキ紹介(炎城ムクロ編)
お久しぶりです。ヒロリアンです。
気付けばほとんど二ヶ月ぶりですよ。ビックリです。
しばらくお仕事しんどかったりもしましたが、デッキ案温めてたり、緊急明けには久々にフォロワーさんと対面でデュエルしまくったりと、それなりに楽しく過ごしておりました。
さて、枕はそこそこにして、早速今回のキャラデッキ紹介に移りたいと思います!
今回のラインナップはこちら!
・炎城ムクロって?
・レシピ【炎城ムクロのスピードアクセルデッキ】
では早速行きます!
・炎城ムクロって?
あぁ!(これも久々)
炎城ムクロは、遊戯王5D'sの序盤に登場するD・ホイーラー、通称『炎のリベンジャー』です。
見た目も、駆るDホイールも世紀末っぽいヒャッハーなキャラですね。
初登場は第1話! キングとして君臨するジャック・アトラスに挑戦するチャレンジャーとして登場しました。
しかしそのデュエルの様子はほぼ描写されず、あっさりとキングに敗れてしまいます。
挙句、その様子をテレビで見ていた遊星達には「雑魚だったろ、相手」「あぁ、完全にジャックに遊ばれてた」と散々に言われてしまいます。
その後、8話では新たなコンボを引っ提げてジャックと再戦。今度はちゃんとデュエルの描写もされ、それなりにジャックを追い詰めるのですが、結局とある理由で苛立っていたジャックに逆転され敗北してしまいます。
ここでもやはり炎城ムクロは雑魚扱いであり、実際デュエルの内容も初期手札に恵まれた単調なものであり、ジャックの言う通り「運が良かっただけ」という事が視聴者にも伝わる内容でした。
しかし17話、フォーチュンカップ編ではその印象がガラリと変わります。
打倒キングのために山で修行に励んだというムクロ(森の中をDホイールで爆走するシーンはかなりシュールです)。その成果として習得した、スピードスペルを駆使した様々なコンボで、遊星やジャックを唸らせるほどのデュエルタクティクスを披露しました。
結果、遊星のデスティニードローで逆転され、惜しくも敗れてしまいますが、当時の硬派な遊星が珍しく純粋にデュエルを楽しめたという点を見ても、炎城ムクロがそれだけ成長したという事が分かると思います。
余談ですが、劇中では遊星のifの歴史が少しだけ描写されているのですが、その中では遊星、アキと並んで炎城ムクロがデュエルチームを組んでいたりします。
その3人が果たしてどんな戦いを繰り広げたのか、チームの雰囲気はどんな風なのか、想像してみるのも面白そうです。
・レシピ【炎城ムクロのスピードアクセルデッキ】
という事で今回は炎城ムクロが修行の末に編み出した『スピードアクセルデッキ』を現代風にアレンジしたデッキを紹介いたします!
レシピを上げる前に、そもそも炎城ムクロがどんなカードを使用したかを軽くご紹介します。
まず、彼を代表するカードが、こちらの3枚です。
『バーニング・スカル・ヘッド』(以下、めんどい時はBSHと表記する事にします)
手札から特殊召喚されると、相手に1000ポイントのダメージを与えられます。
ステータスが低いのでゴブリンゾンビ等でサーチ可能ですし、バーンの数値も結構高いです。ただ、手札からの特殊召喚限定なので、通常のアンデッドの特徴である墓地蘇生とは少々噛み合いません。
劇中ではジャックとの2戦目で使用され、手札から3体特殊召喚され、ジャックの残りライフを1000まで追い込みました。冷静に考えて、初期ライフ4000のデュエルでは普通にチート級の強さですよね。
『スカル・フレイム』
炎城ムクロの主力モンスターであり、BSHを特殊召喚したりサルベージ出来ます。
特殊召喚効果を使うとバトル出来なかったり、サルベージがドローの代わりだったり、使い勝手は悪いですが、かと言って使うのを忘れると懐にあった勝利を取りこぼす事もありますので注意が必要です。
効果を使わずとも、アンデッドの☆8で打点も2600あるので、普通にアタッカーとして運用できます。
劇中では(省略デュエル含めた)ムクロの全てのデュエルで登場しており、彼のこのカードへの思い入れが窺い知れます。
『スピード・キング☆スカル・フレイム』
修行を経たムクロのエースモンスター。見た目がとてもかっこいいです。ちょっと前までは、モンスター名に☆が入る唯一のモンスターでした!
特殊召喚モンスターですが条件は結構ゆるく、条件をクリアして後は墓地蘇生も可能です。
墓地のBSHの数だけバーンの数値が上がるので、後半の決め所で出したいですね。
アニメでは遊星戦で登場。劇中では攻撃力3000あったのですが、OCG化にあたって弱体化されてしまいました。(そして何故か風属性にされてしまいました)
という訳で、BSHで相手ライフを削り、スピードキングでトドメを指す、というのがデッキの基本的な動きとなります。
劇中ではスカル・コンダクターやスピードスペル等を駆使してバーンを与えていましたが、前者は現代においては実用性に乏しく、後者はOCG化すらされておりません。
なので今回は、その辺りの問題をクリアし、現代のカードパワーを借りつつ主軸の3枚を活かせる構築を目指しました。
前置きが長くなりましたが、肝心のレシピは、こちらになります!
まず、主軸3枚の比率ですが、
・バーニング・スカル・ヘッド 3枚
・スカル・フレイム 2枚
・スピード・キング☆スカル・フレイム 1枚
これが私の考える黄金比です。
BSHは言わずもがな、バーンの回数と、スピードキングのバーン数値を上げるためにも3枚必須です。
スカルフレイムは3枚だと多過ぎ、かと言って1枚ではいざと言う時にスピードキングを出せなくなる可能性もありますし、スピードキングが墓地に行った際の蘇生効果もありますので、コスト用、蘇生用で2枚がベストと考えます。
スピードキングは初手に来ると本当に困りますし、欲しい時にはグローアップ・ブルームで簡単にサーチ可能なので1枚でOKです。
では、他のカードの採用理由についても話していきます。
・メタルフォーゼ
スカルフレイムの効果を使わずにBSHを手札から特殊召喚する方法として、真っ先に浮かんだのがペンデュラム召喚でした。
中でも炎属性主体で、かつ絵柄もスピード感溢れるメタルフォーゼなんて良いのでは? と思ったのが、このデッキ誕生のきっかけです。
そして、このギミックを安定して構えられる最強の潤滑油が、こちら。
・黄金卿エルドリッチ
このお方1枚だけで、このデッキの回転率が何倍何乗にも向上します。
例えば、手札に牛頭鬼(などアンデッドを墓地へ送れるモンスター。または黒き宿命のエルドリクシル)1枚と、メタルフォーゼモンスター1枚(バニッシャー以外)がある場合、以下のような動きが出来ます。
1.牛頭鬼を召喚し、効果でエルドリッチを墓地に送る(エルドリクシルの場合はSSする)
2.メタルフォーゼをスケールにセットし、P効果で牛頭鬼(エルドリクシルの場合はエルドリッチ)を破壊し、『メタルフォーゼ・コンビネーション』をセットする。
3.墓地のエルドリッチの効果で『コンビネーション』を墓地に送り、エルドリッチを手札に加えた後に手札のアンデッドをSS。
4.場から墓地に送られた『コンビネーション』の効果により、デッキから任意のメタルフォーゼモンスターをサーチ
つまり、手札に「何かしらのメタルフォーゼ」と「墓地送り効果のあるアンデッド」2枚あるだけで、既に張ってあるやつと対のスケールのをサーチして、良い感じにPスケールを揃える事が出来るのです!
スケールが揃った後も錬装融合でドロー加速出来ますし、メタルフォーゼとエルドリッチは互いに相性抜群である事がお分かり頂けたと思います。
また、エルドリッチの特殊召喚効果は手札のアンデッドなら何でも出せますので、BSHを出してバーンを決めたり、スケールの都合でP召喚できないスカルフレイムを出せるので、ムクロのカードとも噛み合います。
特に後者は、エルドの効果で打点3600になりつつ効果破壊耐性を得るので場持ちが良く、次のターンに墓地のBSHをサルベージする効果を発動する機会も割とあります。
・不知火の陰者、牛頭鬼、ユニゾンビ
アンデッド族の墓地肥やし三兄弟。他には堕ち武者なんかでも同じ役割は果たせますが、そちらは通常召喚限定だったりデッキ枚数的な問題で、採用しておりません。
前述の通り初動でエルドリッチを墓地に送る役ですが、その後は蘇生用に馬頭鬼、スピードキングサーチ用のグローアップ・ブルーム、スピードキングのコスト用にスカルフレイム、スピードキングの火力用にBSHを直接墓地に送るなど、何枚あっても足りない程です。
特に陰者はこれ一枚でPSYフレームロードΩに行けるので、初手に出しておく事で馬頭鬼の使い回し等、単体でも良い感じにアドバンテージを得る事ができます。
また、牛頭鬼には隠された効果があり、墓地に送られた時に自身以外のアンデットを除外することで、手札のアンデットを特殊召喚できるのです。これもまた、BSHのためにある効果と言えるでしょう。
メインモンスターはこんな感じです。続いては魔法罠の紹介!
1ドローが強いのは言わずもがなですが、表側魔法なのでメタルフォーゼの的に出来ますし、何よりライディングデュエルっぽくもあり世紀末っぽくもあるので!
・ブラック・ホール
言わずと知れた全体除去カード!
サンボルじゃなくこちらなのは、キングに相応しいスピードスペル、ジ・エンド・オブ・ストーム ごっこをしたいからです!
劇中でも場のスカルフレイムを遊星のモンスター諸共墓地へ送ることでスピードキングの特殊召喚に繋げていたので、そういう使い方したいなぁと。
・熱き決闘者たち
ムクロが使うにはちょっと主人公感の強いカードですが、これもBSHをサルベージしたり、ステータスの低いBSHで殴らせて魔法罠除去できたり、色々とシナジーがあります。
セットの制約やEXモンスターの攻撃制限は良い具合に相手のデュエルを低速化させてくれますし、こちらは手札からのSSがメインなので好きに殴ることが出来ます。
・ペンデュラム・バック
言わずもがな、墓地のBSHを手札に加えられるカードです。
先ほど紹介したスケール揃えコンボがあるのでそんなに腐りません。
・光の護封霊剣
ファンデッカーとしては、やはり相手の動きは阻害したくない訳で、しかし死にたくもない訳で。そういう時に「妨害」ではなく「防御」という手段を取るのに、このカードは打ってつけです。このデッキではΩも自然に出るので、絶対直接攻撃させないコンボも可能です。
そして、このデッキで使用する場合、私はこのカードを「スピード・ブースター」と呼んでいます!
スピードカウンターはライフ1000分の価値があると考えれば、光の護封霊剣はまさしくスピード・ブースターだと思いませんか?
ライフ次第では劇中と同じく攻撃を5回以上止められます!
さて、デッキの動きに必要なカードの紹介は以上なのですが、ムクロとしてデュエルする以上はジャックと対戦して勝ちたいと思うワケです。
しかしこれだけでは最近出たジャックの最強モンスター、スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴンには逆立ちしても敵いません。スケール除外されるとか悪夢です。
なので、その対策にぶち込んだカードが、この2枚です!
サーチ可能な『10sionMAX!』と書くとぶっ壊れカードに思えますね。
ま、このデッキに装備サーチ入ってないんですけどねー。
スーパーノヴァはモンスター効果に反応して無類の暴力を撒き散らしますが、魔法罠に対しては無力です。
なのでこいつをスーパーノヴァに装備し、メタルフォーゼで破壊する事で除外してやるのです。
そしてもう一枚。
自分の場に上級アンデがいれば相手モンスターを奪えます。
しかも墓地からのサルベージも可能なので、前者よりも丁度良いタイミングで使える可能性が高いです。
ただ、このデッキの上級アンデの展開はほぼエルドリッチ頼みなので、相手に狙いを読まれた場合に逃げられる可能性がありますので、そこは上手いこと読みを外させたり意識を他に移す工夫が必要です。
といった感じで、後はEXデッキの紹介です。
まずはリンクモンスター。
墓地肥やしのセイヴァー、サルベージのドリトル(こちらは2積みです)、サーチのヒータ、融合のプロキシーです。
セイヴァーは特に出す率が高く、スカルフレイムを墓地に落としつつ大抵のモンスターに殴り勝てます。
そしてプロキシーには、リンク先に融合モンスターがSSされた場合に、手札のATK1000以下のモンスターをSS出来る隠された効果があり、これもまたBSH専用効果と言えると思います。
続いてエクシーズと融合。
エクシーズは1枚だけ、ブレイクソードを入れてます。
場にBSHが出過ぎた時にそれを除去要因に変えられます。
融合は基本的にはメタルフォーゼの出しやすい子を2種類採用してます。
また、このデッキの裏の切り札として、このカードも採用しております。
エル・レイ・コンキスタ・エルドリッチ。口に出して言いたい日本語ですね!
出し筋はプロキシーのみですが、スカルフレイムとエルドリッチで割と簡単に出せますし、SSしたBSHを活用して相手モンスターを奪う事も出来ます。
そしてシンクロ。
隠者+ユニゾンビに加え、BSHやメタルフォーゼもいるので、幅広いレベル帯を出せます。
☆6:獣神ヴァルカン(BSHを手札に戻す用)
☆7:妖神-不知火(BSHを素材にして出せる除去要因。ワンチャン隠者除外で再利用可能)
☆8:PSYフレームロード・Ω(馬頭鬼、霊剣再利用役)
☆9:灼銀の機竜(ユニゾンビ使い回し用)
☆10:涅槃の超魔導剣士
このデッキの中でも特にお気に入りのモンスターです。
Ωとスティエレンを素材にすれば簡単に出す事ができ、墓地のBSHを回収したり、相手ライフを半分にする事でバーンの脅威を増すことが出来る。まさに究極の炎城ムクロサポートです!
という訳で、スピードアクセルデッキの紹介でした!
実際に回してみると、結構強いです。
とにかく初動が安定しており、メタルフォーゼとエルドリッチのパワーでアドを稼ぎまくれます。それでいてビート以外の勝ち筋があり、エース級モンスターも複数種類いるので、様々な相手に対応できます。
弱点としては相手ターンに妨害するカードがほぼ入っていない事でしょうか。
せいぜい霊剣や熱き決闘者達による防御、メタルフォーゼ・カウンターからのバニッシャーによる除去くらいです。
と言うかそもそも、このデッキはキャラデッキ同士でのデュエルを想定した物なので、相手ターンに動けなくて当たり前なんですけどねー。
明日は遊星の新規が出る日ですね。新たな遊星デッキに対しても、そしてジャックに対しても、私は炎のリベンジャーとして挑戦していく事にいたします!
では、今回の記事はここまで!
今日もたくさん書いたね。次回はもっとたくさんになるよね、ハ〇太郎?
では、アリーヴェデルチ!
私の限界キャラデッキ紹介(橘一角編)
ご無沙汰しておりました。ヒロリアンです。
しばらくお仕事でメンタルが死んでましたが、お風呂いっぱい浸かったり趣味活してたらなんだか持ち直しました。
という訳で今回は遊戯王GXより、橘一角(たちばな いっかく)のデッキを紹介していこうと思います。
こちらは先日、『月刊ヒトカレ遊戯王ch.』さんの『エンタメ王決定戦』というリモートデュエル企画に出させて頂いた際に使ったデッキでもあります。範馬刃牙やアーマード・コア、組曲ニコニコ動画をイメージしたデッキ等、愉快なデッキが沢山あって楽しいイベントでした!
ご興味が湧きましたら下記ツイートのタグを見て頂くと、その際の様子やデッキレシピ等も見れると思いますので是非!
↓ツイートURL
https://twitter.com/ecrulic/status/1360924437965463553?s=21
では、本題に入りましょう。
久しぶりに項目ドン!
・橘一角って?
・【男のロマン! 夢のワンターンキルデッキ!】
・勝ち負けだけではない、デュエルの魅力
今回は『遊戯王デュエルモンスターズGX』、特に91話のネタバレを多分に含みますのでご注意ください。
・橘一角って?
あぁ! それって、ワンターンキルの死神?(実際知ってる可能性ありますよね)
まずは概略から。
彼は遊戯王GXのTurn-91(91話)『ワンターンキルの死神』に登場する、デュエルアカデミア・ノース校所属の決闘者です。
この時デュエルアカデミアでは、『ジェネックス』という、プロデュエリストや他校の生徒を招いての大規模なデュエル大会が開催されており、橘もまたその大会の参加者としてやってきました。
そして彼は、持ち主の魂と引き換えに絶大なドローパワーを与えるという『死神』のカードを身につけ、大会で勝ち続けていました。
そんな死神デュエリストの話を聞きつけた我らが主人公、遊城十代が彼にデュエルを挑む、というのが91話の導入となります。
この『死神』カード、ドローパワーを与えるという字面だけ見ると結構胡散臭い代物にも思えますが、これが結構ガチでやばい代物でして、「魂と引き換えに」という言葉通り、所有者である橘一角は常に目の下に濃いくまが出来ており、デュエル後に意識を失ったりもしており、このまま死神の力を使い続ければ命の危険もあることが伺えました。
それでも、「自分の魂なんてどうなっても良いんだ!」と、ジェネックス優勝への執念を見せる橘。そんな彼を止めるため、十代は橘一角とデュエルする事になります。
橘一角のデッキは『一撃必殺! 居合ドロー』という、超低確率ながら、引き当てれば文字通り一撃で相手を倒せるカードを使ったワンターンキルデッキで、『死神』のドローパワーでそれを引き当てる、という戦術でした。
十代はそのワンターンキルを辛くも逃れ、彼のデッキを「めちゃくちゃ面白いじゃん!」と評しました。しかし、橘は『死神』の力を手に入れるまで、一度もこの効果を成功させた事がありませんでした。
ノース校の同期生達に負け続け、自身の切り札を「実戦で使えないカード」とバカにされ続けてきました。その悔しさから、そして自分のデッキの強さを証明するため、彼は『死神』の力に手を伸ばし、ジェネックス優勝に固執していたのです。
運任せのデッキで勝つために『死神』の力に頼る、傍から見ればそれは卑怯な行為と言えるでしょう。実際、万丈目はそこまでして優勝が欲しいのかと橘を咎めます。
しかし、実際に対戦していた十代は万丈目の言葉に「いいや違う」ときっぱり言います。
「こいつは、自分の魂を賭けるほど、自分のデッキを愛しているんだ」と。
十代は、橘がどんな気持ちでデッキを組んだのかを感じ取っていました。橘が『一撃必殺! 居合ドロー』にこだわっていたのは、そのカードを愛していたから。そして対戦相手にも、そのカードを使ったデッキの面白さを見せたかったから、だったのです。
『死神』の力によって、勝利する事しか見えなくなっていた橘でしたが、十代の言葉で、自分がデッキを組んでいた時の気持ちを思い出しました。
そして十代は「お前に足りなかった最後のピース、それはデッキを信じるお前自身の心だ!」と橘に訴えます。
その言葉で、橘は、自らの意志で死神の誘惑を振り切りました。
「俺はデッキを信じたい! デッキが俺に語りかけてくる! デッキと決闘者は一心同体! 他人の入る余地など無いとな!」
橘は『死神』カードを投げ捨て、ドローパワーの証である『髑髏の右手』ではなく、何の特殊な力も無い自らの左手で、『居合ドロー』の効果処理を行います。
元々自身の持っていたドローパワーは低く、それゆえに死神に頼った男。そんな彼が、デッキを信じ、己を信じ、決意と共に引いたそのカードはーーー
「ありがとう、俺のデッキ」
このデュエル、結果としては、再度発動したワンターンキルの効果を再び凌ぎ切った十代が、次のターンで攻め切り勝利しました。
敗北した橘でしたが、自分のデッキを信じて戦い抜けた事、そして十代とのデュエルが純粋に楽しかった事に満足し、そしてーーー
「愛してるぜ、俺のデッキ。これからも、宜しくな」
と、改めて自分のデッキとの絆を確認しました。
概略だけのつもりが、気がつけば91話の内容を丸々全部書いてしまいました。
だってこれが全てなんですもん! このエピソードが大好きなんですもん!
・【男のロマン! 夢のワンターンキルデッキ】
そんな橘一角のデッキを、自分なりにOCGで再現したデッキがこちらになります。
という訳で、劇中で橘が使用した(あるいはデッキに入っている描写のあった)カードを極力採用し、『一撃必殺! 居合ドロー』のバーン効果で勝利を狙うデッキになります。
まず橘一角デッキについて語るには、このカードの存在が欠かせません。
『一撃必殺! 居合ドロー』
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
相手フィールドのカードの数だけ自分のデッキの上からカードを墓地へ送り、その後自分はデッキから1枚ドローし、お互いに確認する。
それが「一撃必殺!居合いドロー」だった場合、それを墓地へ送り、フィールドのカードを全て破壊する。
その後、この効果で破壊され墓地へ送られたカードの数×2000ダメージを相手に与える。
違った場合、自分はこの効果でデッキから墓地へ送ったカードの数だけ、自分の墓地のカードを選んでデッキに戻す。
アニメでは発動時の手札コストは無く、与えるダメージは1枚につき1000ポイントでしたが、アニメでの初期ライフは4000なので、むしろOCGがアニメと同じ状況でワンキル出来るよう調整してくれたという事でしょう。
そして発動時のコストは、カードパワー調整という意味合いもあるのでしょうが、橘が『死神』カードを捨て去った時の再現ではないかと、私は確信しております。
本当に、素晴らしい再現です。アリガトウ、コンマイ。
そして、劇中で橘が使用した他のカードについてですが、
デスロード、欲しいですっ!!
女神の悪戯も誘惑も足音も欲しい! アニメのままだとパワー弱いから、何かしら効果盛って出して欲しい!
と、無いものねだりしても仕方ないので、今回採用した、橘一角使用カードを紹介します。
『大王目玉』
リバース効果で、デッキの上から5枚を確認し、好きな順番に入れ替える事ができます。相手の場が4枚以下で、デッキトップ等に居合ドローを仕込めれば、こいつの効果で確定ワンキルが可能となります。
「運任せのデッキ」と揶揄される橘のデッキですが、このカードを入れている事から、橘が居合ドローの効果を成功させるために真面目に構築を考えていることが伺えます。
続いて―――
『デスグレムリン』
リバース効果で墓地のカード1枚をデッキに戻せます。
アニメの居合ドローには、効果を外した際に墓地のカードをデッキに戻す効果が無かったため、リカバリーのために採用していたものと思われます。
で、OCGで実際に使えるかと言うと、確かに初手に来た時は死ぬほど使えませんが、何気に打点が高いですし、闇属性の爬虫類族なので、キュリオスを立てる時に時々役に立ちます。
『キラー・トマト』
アニメではデス・ロードをリクルートするために採用しているものと思われますが、OCGではまだ出ておりません。
抜こうかとも思いましたが、別のリクルート先を閃いたので一旦採用しております。
『魔法再生』
劇中で橘が実際に発動した、「魔法石の採掘でおk」なカードです。せっかくなので枠。
『魔法石の採掘』
アニメでも、ちゃんとこちらも採用しております。手札コストが厳しいですが、やはり使えると強いです。
『太陽の書』『月の書』
大王目玉等のリバース効果を活かすためのカード。このデッキだと、どっちかと言うと太陽の書の方が強かったりします。
他にも橘は『リロード』『死者転生』『現世と冥界の逆転』などを採用しておりますが、全種採用しようとするとデッキ枚数が増え過ぎて肝心の居合ドローが引けない事態に陥るため、今の構築では不採用としました。
そして、ここからはその代わりに採用したカード達の紹介です。
まずは先に、魔法・罠の紹介から。
『カード・アドバンス』
用途は大王目玉と全く同じです。即効性がある上、採掘や聖なる魔術師で回収できます。
他には延命のための『一時休戦』、リバースの蘇生+相手の場調整の『浅すぎた墓穴』、墓地の居合ドローをトップ固定する『鳳凰神の羽根』などを入れてみました。
お次は罠。
『キャッチ・コピー』
橘は天然ドローパワーが弱いですので、こういったカードも使うことで貪欲に居合ドローを引き込みにかかります。
しかしこのカード、実際に使おうとすると発動するタイミングを見逃しがちだったりします。ボーっとしちゃって。
『サブテラーの継承』
大王目玉をちゃんと活躍させるだけでなく、居合ドローを引き込むための様々なギミックの潤滑油となってくれます。
他にはこれらをサーチする『トラップ・トリック』、延命+リバース効果を自分のターンに使うための『威嚇する咆哮』などが入ってます。
続いてモンスター編。
『スケープ・ゴースト』
9期のリバースモンスターはやはりパワーが違いますね。
こいつらでリンクリとアニマを立てれば、サイバース+魔法使い+アンデットで『キュリオス』を立てる事が出来ます。そしてキュリオスで居合ドローを墓地に落とし、自爆特攻でサルベージする事で、このカードが実質の居合ドローサーチになるのです。
また、この子自身はチューナーなので、『フォーミュラ』等のドロソになる事も出来ます。
『メタモルポット』
皆大好き5枚ドローするマン。
DMの頃から存在する由緒正しきリバースモンスターという事で採用しております。継承ではリンスパやケルベロス、メインのカオスポットで持ってこれるようにしています。
5枚ドローする時に、ジェネックスの勝利の証であるメダルをかき集めるシーンのように「ドローの山だ……」とつぶやくと、死神の力に酔う橘の気分になれます。
『深淵の暗殺者』(ルビがかっこいい)
結構マイナーな制限カード。
コストでも何でも、手札から墓地に送りさえすれば強制効果で墓地のリバースを回収できます。居合ドローや継承、採掘のコスト軽減にもなって大変ありがたいです。
『カードを狩る死神』
はい皆さま。このカード、「何も考えず、単に『死神』カードに一番近いカードだから入れてるだけだろ?」と思いましたでしょうか?
こいつには「サブテラーの継承を介して☆4以下の闇属性をサーチする」というれっきとした仕事があるのです! ちゃんと役割があるのです!
継承のコストにする際に「俺はデッキを信じたい!―――」の台詞を言うと気持ちいいです。
そして居合ドローの失敗でこいつを戻したくなる場面が意外と多くあるのですが、そういう時は「ドローの女神に愛想をつかされた俺には、死神の力に頼る他なかったんだ」と言うと原作ブレイクな情緒不安定橘一角が楽しめます。
(「シャドール・ビーストでおk」とか無粋な事は言わないでね)
『聖なる魔術師』
メタポと同じくらい由緒正しいリバースモンスターにして、居合ドローデッキに最もふさわしいカードです。
光属性なのでこれを継承で持ってくるカードとして以下の2枚を用意しています。
『ADチェンジャー』
1枚目はこの子。リバースモンスターをすぐ表に出来るのがシンプルにありがたいです。
『アーティファクト・デスサイズ』
そして2枚目は恐怖のアーティファクト! 死神の鎌でございます。
さっきの罠紹介の時はスルーしましたが、ちゃんと神智も2枚入ってます。
相手の展開を妨害、というより、XやL、Sをされる事で相手モンスターが破壊耐性を持つのを防いだり、相手の妨害を妨害する、みたいな感じです。
ま、最近はあんまり刺さらなかったりするんですけどねー
そして、さっき説明しそびれていた「カードを狩る死神を捨ててサーチする☆4闇」が、こちら。
『終末の騎士』
はい、文句なしに強いですね。
この子で落とすモンスターは基本的に2種類。
『エッジインプ・シザー』
デッキトップ固定ちゃんです。
基本こいつの効果を使う時は、手札に2枚抱えた居合ドローの内1枚を仕込んでおります(過言)
『亡龍の戦慄デストルドー』
虎穴に入らずんば虎子を得ず! 与えよう我が命!
そして終末が☆7シンクロして↓
『邪竜星-ガイザー』
こうなって↓
『タツノオトシオヤ』
こうなって↓
『鎖龍蛇‐スカルデット』
こうなります!
タツノオトシオヤを素引きするとダメになるギミックですが、居合ドローで失敗する事で何度も使い回すことが可能です。
また、滅多に決まりませんが、デュエル後半になってデッキ残り枚数が少なくなった時に、スカルデットのボトム戻しの時に仕込んで確定居合ドロー、という事も出来ます。(先日の『エンタメ王決定戦』で成功してヒャッホウしました)
後はEXデッキ。
とにかくドローするための『フォーミュラ』『クトグア』『デュガレス』『アーケティス』そして『ガイザー』→『スカルデット』
ドロー+相手の盤面調整役のトロイメア達
盤面調整特化の『トポロジック・トゥリスバエナ』
墓地肥やし+サーチ+「墓地より復活する」と言うための『カオス・ルーラー』
そしてリバース促進+居合ドローをかわされても場に残ってトドメを刺せる名誉デスロード『ヴァレルガード・ドラゴン』
こんな感じで、確定でなくとも積極的に居合ドローを撃ってデッキを回し、咆哮や休戦で耐えつつ、最終的に確定居合ドローで仕留める、というのがこのデッキのセオリーです。
・勝ち負けだけではない、デュエルの魅力
最後に、このデッキで楽しくデュエルする際のコツをお伝えしようと思います。
それは、「居合ドローを発動する時には、常に成功させるつもりで撃つ事」です!
OCGの居合ドローは、外れた時でもデッキや墓地のコンボパーツを調整するのに有用なため、普通のデッキでも採用できる良いカードです。そういう使い方をする場合は“はずれ”こそが目的であり、むしろ当たったら「あー終わっちゃった」みたいなどっちらけ感が出てしまう事もあります。なので万一にもそうならないよう、居合ドローを1枚しか搭載しない方もいらっしゃいます。
橘一角ファンとしては、そういう使い方に釈然としないものがありますが、それほどに便利なのだから、仕方ないとも思っています。(何なら私も以前そういう使い方のデッキを組んでいました)
しかし、このデッキは「居合ドローで勝つ」というのがコンセプトであり、一番の魅力なワケです。「このドローで全てが決まるかも知れない」というドキドキ感! そして仕込みコンボが決まった時のビックリ具合が堪らない訳です!
そして、居合ドローのバーンで勝つ事が全てである以上、例え意図せず調整のつもりで撃った居合ドローが成功したとしても、それはこのデッキの目的を達したという事です。
それなのに、もし普通のデッキで使う時のように「あー終わっちゃった」というテンションで撃ってしまったなら、相手にこのデッキの意図が伝わらず、ドキドキもビックリも共有できません。
私はこの橘一角デッキを組んだ時に思いました。このデッキを使う時は、相手にも居合ドローを「単なるリソース調整カード」ではなく、「一撃必殺の脅威となる切り札」として見て欲しい、と。
そして思い立ったのが、このデッキの内容を「あらかじめ相手に伝える」というやり方でした。
アニメの橘一角の口調・声色を真似てみたり、自家製『死神』カードを首からぶら下げてみたり、何がしかの方法で右手に髑髏のマークを付けてみたり……と、ここまでやる必要はありませんが、少なくとも最初に居合ドローを発動する時に、普通に発動するだけでなく、「ここで居合ドローを引いたら面白いよなぁ?」みたいに脅してみたり、とにかく自信満々に引いてみてください。
そうすれば例え外しても「十代に負けて以来、死神の力には頼っていないんだ」みたいにトークを拡げられますし、当たったら当たったで「これが死神の力だ!」と言ってめちゃくちゃカッコよくフィニッシュ出来ます。
これは持論ですが、デュエルの面白さ、カードゲームの面白さには、ゲームとしての戦略性だけでなく、対戦相手との対話・会話も含まれていると思っています。
イベントやオフ会などに行くと顕著なのですが、どんなにデッキのギミックやコンセプトが凄く面白くても、使い手である決闘者さんがローテンションだと今いち盛り上がり切れなかったり、あるいはデッキ内容自体は大したギミックも入っていないような方でも、テンションが明るかったり自信満々に効果説明をしてくれる方だったりすると、こちらも自然と楽しくなってきます。(そして本当に凄い方だと、デッキの凄さとテンションを両立してたりします)
私自身も、なるべく対戦相手にも楽しんで貰いたいと思い、普段より明るい態度やテンションを心掛けております。
もちろん、デュエルの楽しみ方は人それぞれですので、無理して相手に合わせる必要は無いですが、少なくともこの橘一角デッキを回す時には、そうした相手とのコミュニケーションを交えた方が、より楽しくデュエル出来ると思うのです。
アニメ91話にて、十代に敗北した橘は、清々しい表情でこんな事を言います。
「勝ち負けじゃないんだな。デュエルも、デッキへの愛も」
デュエルとは単なる競技ではなく、相手とカードという言葉で対話する手段であり、自分の言葉を相手に伝え、相手の言葉を受け取る事が出来たなら、それは勝負よりも価値のある事なのではないか。
自分のデッキへの愛を再認識し、十代とのデュエルを楽しんだ橘一角は、そんな事を思って、そう言ったのではないでしょうか。
なんだか最後は道徳の授業みたいになってしまい、私の中のベクターがしかめっ面をしておりますが、やっぱり決闘者たる者、相手とのコミュニケーション、相手へのリスペクトは大事だと思います。それは身内同士のファンデッキ同士のデュエルでも、大会でのバチバチのガチ決闘でも変わりません。
そして、自分の好きなデッキがあって、相手にもそれがあると理解し、それを尊重する姿勢あってこそ、互いに楽しいデュエルが出来るのだと思います。
という訳で、今回は橘一角リスペクトデッキの紹介でした!
GXは私の友人にめちゃくちゃに好きな方がおり、キャラデッキを作るのに結構ハードル上がっちゃってるので、今紹介できるのはこれだけなのです。
GXデッキは一応あと2つ組んでいる物があり、1つは現在構想中なので、ちゃんと自信をもってプレゼン出来るようになったら、こちらにも載せようと思います。
それでは、ここまでお読みいただき、
アリガトウ、オレノフォロワー
新規カードを手短に紹介(パワーデストラクション編)
どうも、ヒロリアンです。
皆さま、プリズマティックアートコレクションは買えましたでしょうか?
私は店頭販売のある店が近所にあり、50分前くらいに店の前まで来ていたのですが、周りの他の人がいなかったために油断しました。
「30分くらいサイクリングしてくるか!」
と、街中をチャリで激走し、戻ってきてみれば店の前には行列が!
そんなこんなで購入できませんでしたとさ!
ま、後でプリズマティックのデュエリスト・アドベントとマスカレーナ(絵違い)のシク買えたから良いんですけどねー
皆様も、本当に欲しいパックならば、予約して買いましょうね!
そんな訳で今回は、明日発売の遊戯王ラッシュデュエル 、デッキ改造パック『宿命のパワーデストラクション』のカードを紹介していきます!
ここで書くのは初めてですが、私、ラッシュデュエルも大好きなのです。フォロワーさん(と言うかむしろ私が推してるアキバリアンの方々)とラッシュデュエルをして以来、その楽しさに病みつきってやつでして、ラッシュのイベント参加のためだけに県2つまたいで遠征する程度にはハマっております。
そういう事なので、これから紹介するカード達は私の独断と偏見でチョイスしたものになる上、既存カードとの組み合わせ前提で語ったりもしますので、皆さま頑張って付いてきて下さいませ!
では、今回も項目なしで、ガンガン紹介していきます!
まずは今回のパックの看板とも言えるこのモンスター!
アニメ『遊戯王SEVENS』にて、ゴーハ6小編のボスである、ひい様こと六葉アサナの操るマキシマムモンスター、幻竜重機ウォームExかべーターです!
知らない方のために一応解説いたしますと、マキシマムモンスターとは、手札に特定のモンスター3種類を揃えることで、3枚のカードを1体のモンスターとして呼び出す『マキシマム召喚』を行えるカードの事です。
マキシマム召喚で呼び出したモンスターはMAXIMUM ATKの攻撃力を持ち、守備力を持ちません。そしてマキシマムモードと記された3つの効果を持っています。
このウォームExカベーターを例にすると、マキシマム召喚した時の攻撃力は3500。これだけでも相当強力ですが、更に手札の枚数分攻撃力upと罠破壊耐性という2つの永続効果を持ち、更に場の魔法罠を破壊して1ドローし、それがフィールド魔法だった場合は更に追加ドローという、使いやすく噛み合った効果を持っています。
そして幻竜族をサポートするカードが今回一気に収録されまして、特にこのカード!
このフィールド魔法、攻撃力の上がり幅400はラッシュではかなり強いです。イラストもとても美しいですね!
他にも使いやすい罠カードや専用魔法罠除去カードも収録されて、流石はボスキャラ(そしてめっさ可愛い女の子キャラ)といった所です。
続いては、レジェンドカードの紹介です!
レジェンドカードはデッキに1枚しか入れられないめちゃ強カードです。
懐かしのサイコ・ショッカー! デーモンの召喚には劣りますが、1体リリースで攻撃力2400はやっぱり破格です!
そして何より、罠カード無効がめちゃくちゃ強い! ラッシュデュエルに速攻魔法はありませんので、こいつさえいれば相手の伏せを一切警戒する必要はありません!
尤も、こちらも罠が使えなくなるので逆に相手に逆転を許してしまう可能性もあります。そういう点で本当に、ラッシュデュエルのルールは上手いこと出来てるなぁと思います。
さて、ここからの紹介はちょっと趣味に走っていきます。
ガクト様の新エース! 魔将セメルーラです!
ガクト様のエースですが、効果的には椅子デッキと相性抜群です!(椅子デッキで分からない方は、マキシマム超絶強化パック収録の『イスの冥王ダユー』で検索だ!)
そして、
11話で既に出ていて待望だった祭神モドリーナがついにOCG化!
ガクトのエース、魔将ヤメルーラには☆7以上のアドバンス召喚を封じる強力なロック効果がありますが、その効力は召喚に成功した次の相手ターンまででした。
しかし、このモドリーナでヤメルーラを手札に戻せば、あと1体リリース要因を出すだけで再びロック効果『将令発布』が使えるのです!
まだまだ紹介していきます!
はい、どこかで見た事のあるような名前の蟻モンスターです。
そしてこのアリデッキのエースが、
叛逆のアリベリオン! 名前にセンスがありますし、何よりレアリティがノーマルってところが最高です。
ラッシュデュエルには時々こういう、素のステータスが低い代わりにめっちゃパンプアップ出来る! ただし削り切れなかったら相手ターンやべぇぞ! みたいなカードがあります。
このカード群はまさにそれで、ラッシュデュエルの持つ『逆転』という楽しさを存分に味わえると思います!
あ、勿論これらを守る専用罠もあり、それによる相手との駆け引きも楽しいです!
今あげた以外の注目カード! ここからはマジで手短に紹介します!
遊我くんの新エースとの事です!(アニメ未登場)
マキシマムをデッキに戻しつつ打点を超強化できます!
これ、マキシマム真ん中を3枚戻したら打点5400って、相当ヤバくないですか?
こちらもマキシマムをデッキに戻すのに重宝します。
3枚揃えられない内はマキシマムのLRを壁モンスターとして出しがちなので、こういう戻すカードはとても重要なのです。
ゴーハ6小の男前幹部、田崎ギャリアン(12)が使う強力なモンスターです。
相手モンスターを闇の訪れなどで裏守備にしてしまえば、どんな強力なモンスターでも格好の的に出来ます!
あとアニメのドスの効いた凄い巻き舌でこいつを呼び出す所が好きだったり。
そして僕らのねーちゃんことタイガーのエースモンスター、ファーゴッド・フィンガーです。
東方無敗の名のもとに、相手が守備を固めている時ほど強くなります。貫通効果を付与すれば更に素敵に最強です。
宇宙子と書いてそらこちゃんと読む子とは無関係らしい不思議ちゃん系地底人(?)、地下子ちゃんの使うマグマックスです。
守備表示モンスター限定ですが、モンスターを複数効果破壊するモンスター効果は中々レアです。他には精々コズミック……あれ?
これは結構ガチで強いカード。
光属性悪魔の通常モンスター2体蘇生。アドバンス召喚が主軸の現環境では間違いなく強いです。
しかも、恐らくこれを使うであろうロア君のテーマ『ロイヤルデモンズ』は、☆5以上をリリースしてアドバンス召喚すると超強力な効果を発揮するので、って考えるだけでも恐ろしい……!
そしてこれから紹介するカードは、今回私が最も欲しいカード。何故なら彼のこのカードとほぼ同じ効果だから……!
もとい、
相手ターンに攻守の数値を入れ替えます!
これにより、自分のターンに『右手に盾を左手に剣を』を使った後、棒立ちになったダーク・ルーカーを守ることができ、あわよくば返り討ちにでき、しかも墓地の右盾左剣をサルベージ出来ちゃうのです!
ラッシュの右盾左剣はレジェンドカードなので、1枚だけでは使いたい時に使えずに墓地送りになってしまう事もあったのですが、まさか専用サポートで救済してくれるとは思わず、本当に感謝しかありません。
そしてこのカードの存在は、ブラマジや真紅眼だけでなく、他のレジェンドカードにも専用サポートが現れる可能性も示唆していると考えれば、もうワクワクが止まりません!
そんな感じで、ここまで紹介した以外にも、ヨシオちゃんの世紀末デッキや安立ミミさんのお水デッキの強化も来ましたし、魚海竜族にとんでもない強化カードも来てたり色々と見どころ盛り沢山なパックですので、皆さんも沢山買ってデッキを改造しましょう!
(余談ですが、公式がデッキを“強化”ではなく“改造”って表現する辺りに遊我君の個性を感じられて私は好きです)
そしてまだラッシュデュエルをプレイした事のない方々、カードプールも結構潤沢になってきたので、そろそろ始めてみませんか?
という訳で、今回は明日発売の新弾カードの紹介でした。
今後ラッシュデュエルのデッキレシピも載せる事もあるかと思います。と言っても、最近のカードを使った実戦が全然出来てないので、構築は甘々だったりしますが、自身の勉強も兼ねて!
では今回はこんな感じで!
ようこそ、逆転のデュエルへ!(結びの挨拶)
(可愛い)
アドリブで思ったこと書く回
どうもヒロリアンです!
最近アニメが面白い(唐突)
『バック・アロウ』はやっぱり軽妙洒脱な台詞回しと意味深な世界観で先が楽しみな感じ。主人公アロウのさっぱりした兄貴キャラも良いけど、あの頼りないCV.小野〇章さんのキャラ(名前覚えきれてない)の今後の成長が楽しみだったりします。お楽しみはこれからだ!
『無職転生』は絵もストーリーも良いし、世界観も地に足ついた感あるし、キャラも今のところ好感持てる子しか出てこないし、何よりモノローグのお声が素晴らしい!
聞いた話によると、この原作こそがいわゆる『異世界転生モノ』の元祖であるらしく、アニメ見て良かったら原作小説も追ってみようかと思ったり。
そして今期2期やってる『ゆるキャン▲』1期まだ見てなかったので一気見しました。一期だけn(ry)
女の子だけでなく松ぼっくりまで可愛いとか私聞いてない! ゆるいとか言ってるけどテントの張り方や道具の使い方もしっかり解説してるし、冬キャンプというニッチな題材の魅力を絵や音で余す所なく表現していて素晴らしい……!
子供の頃、夏休みに親が何回かキャンプに連れ出してくれた事がありまして、その時見た満点の星空やダイヤモンド富士は、未だに目に焼き付いていたりします。
ソロキャン、してみっかな……
そろそろ遊戯王の話するか!
いよいよ明日、プリズマティックアートコレクションの発売日ですね。私は予約してませんでしたが、近場のホビー売り場で開店突撃かます所存。
個人的に再録の中で一番うれしいのは『デュエリスト・アドベント』。地味に高かったからね。これを3積みしてるデッキが2つあったので、これでようやくデュエルの度にカードを差し替えなくて済むぜ!
今言った2つのデッキ、そう言えばまだここで紹介してませんでしたね。いずれ話すさ。いずれな……
と言うか、ここでまだ話してないデッキが多過ぎて歯痒い!
このブログの存在意義は、私の脳内を文章化することによって自分の思考を整理し、より高みへ上がっていくことにある訳なので、未完成のデッキであってもガンガン書いていこうと思っております。
そしてそれが回りまわって読者さんの思考の手助けになればこれ以上嬉しいことはありんせん。
その場合はコメントでお知らせ頂けるとなお嬉しいです!
あと今後出る新弾について。
次のデッキビルドパックはドレミコードが気になるのですよね。綺麗なお姉さんテーマだから、というよりは、やっぱペンデュラムテーマだから!
私、数ある召喚法の中でもペンデュラムが一番好きかも知れないのですよね。EM、魔術師、オッドアイズでそれぞれ混ぜ物してデッキ組んだりしてますし、DDも大好きなテーマの一つです。アニメ以外のPテーマだとメタルフォーゼ組んでますし、密かにダイナミストも組みたいと思ってたり。
あと、ラッシュデュエルも最新のデッキ改造パックが出るの楽しみ!
セメルーラで椅子デッキ強化できるし、炎族専用サイクロンも来るし、その炎族も新しいカード来るし楽しみ!
宇宙子ちゃんと地下子ちゃん、一体何者なのでしょう。てっきり1回限りのゲストキャラかと思いきや、ここに来て後々の展開の伏線である可能性が濃厚になってきました。元々1回限りのキャラが少ないセブンスのこと、またぞろ○○子ちゃんが現れそうですね。
私の予想だと、今の6小編の後に出てくるボスキャラの手先、みたいな子なのかと。超高性能な人型ドローン、とかなのでしょうか。ゴーハの社長さんが『ああ』だった事と言い、段々とセブンスにもシリアス要素が感じられてきて、益々先が気になります!
そしてリモートでラッシュデュエルやりたい! 今の御前乃ウシロウ構築がどこまで通用するか試したい! マキシマム召喚もしたいし!!
ラッシュデュエルはやってみると楽しさが分かりますよ!? 択の増えるスピードが尋常じゃないからめっちゃ頭使うし、ドローと無限召喚の爽快感があるからストレスなく楽しめますし、いつでも逆転できて、いつでも逆転される可能性があるというスリルが最高です!
やろうぜ!!?(ド直球)
そんな感じで、
お酒が切れたので今日はここまで!(
明日と明後日はお料理頑張るつもりなので、その合間に何かしらデッキ紹介記事書こうと思います。
あと、このアドリブ回、例えウケが悪くてもちょくちょく書こうと思います。
書く事思いつかない時にこうして思考を文章化することで次に書くことも浮かんでくるというものです。
案ずるより産むが易し!
あ、そうそう。
この間紹介したベクターのデッキですが。
罠の内容を一部変えましたのでそのつもりでお願いします。
よくよく考えたら、今のナッシュってライトレフトシャークとか海竜神の加護とかで破壊耐性めっちゃあるのに、破壊以外の除去が無いのがおかしかったですよね。
覚悟しとけやナッシュぅ!!
そんな感じで。
お酒が切れたので今日は本当にここまで!
明日はセブンス見たらプリコレとパルメザンチーズ買いに行きます。
明日の昼ごはんは、あなたの大好きな、スパゲティナポリタンよ。
叱られた後にある晩御飯の不思議(昼ごはん)
なんつって。
それでは、アリーヴェデルチ!(さよならだ)
私の限界キャラデッキ紹介(俺☆ベクター♪編)
ヒロリアンです。
ついに私の代名詞とも言える、ベクターデッキについて語る時が来てしまいましたね。
ま、ツイッターの方ではちょくちょく話しておりましたので、そんなに「いよいよ」って感覚は無かったりするんですけどねー
「そもそもベクターって誰?」という方は、↓こちらの記事で紹介しておりますのでご確認ください。
自分をベクターと信じて止まない一般決闘者がアンブラルで優勝する話
https://yokareto.hatenablog.com/entry/2021/01/06/225819
私がベクターデッキを組んだ経緯も書いておりますので、こちらを読んでから今回の記事を読んで頂けると嬉しいです。
当然、今回の記事も『遊戯王ZEXAL』および『遊戯王ZEXALⅡ』のネタバレ祭りですので、予めご了承ください。
では、今回のラインナップ!
・限界デッキ『俺☆ベクター♪』
・弱小テーマ【アンブラル】の回し方
・ベクターデッキの回し方、煽り方
今回はキャラ紹介が無いので、いつものヨハンネタは無しの方向でお願いします。
ではスタート!
・限界デッキ『俺☆ベクター♪』って?
あぁ!(今日は無しと言ったな。あれは嘘だ)
まずは恒例、レシピ公開からです。はいドン!
という訳で、ベースはアンブラルで、闇黒ギミックの力もお借りしております。
2年かけて試行錯誤し、今のところのベストの構築と自負しております。
皆様にとって見慣れないカードも多いかと思いますので、早速解説していきます。
・弱小テーマ【アンブラル】の回し方
以前にも書きましたが、テーマとしての【アンブラル】は限りなく貧弱です。
アニメ内でも専用サポートカードが非常に少なく、しかもOCG化されていないカードも多く、OCG化されたカードも大半が弱体化していたりするという、アニメでの所業の報いをOCGで受けているようなテーマなのです。
そんなアンブラルですが、テーマとして唯一与えられた強み(と言うか個性)が、
こちら『アンブラル・アンフォーム』です。
自爆特攻する事によって、一枚が二枚になります。これがこのテーマがアドを得る唯一の手段でございます。展開が相手依存、自爆ダメージを受ける、展開がメイン2になる、という点がネック過ぎます。
とは言え貴重過ぎるアド要員なので当然3積み。そしてこいつをリクルート出来る榊遊矢……もといキラー・トマト、そのトマトをリクルート出来るロンファもガン積みです。
そしてこの効果で呼び出せるカードは、1800アタッカーの「グール」、レベル調整係「ウィル・オ・ザ・ウィスプ」、デッキから出る分にはタダの☆2「ゴースト」の3種類です。
中でもウィスプのレベル変動効果は重要で、これのおかげでランク2と4を使い分けられます。ちょっと前まで2積みでしたが、デッキにアンブラルの弾を増やしたくなったので、今は3積みです。
グールは2体呼び出せば合計3600打点なので削り役として意外と重宝しますし、手札からの展開も担えるので2積み。ゴーストは単体だと何も出来ないのでピン積みです。
あと、アンフォームが通れば確実に2体以上の守備力0の闇属性を揃えられるので、『悪夢再び』も腐りにくいので2積みです。
他のアンブラルカードとしては、ベクターのエースモンスターでもある最強カード『CNo.104仮面魔踏士アンブラル』がおりますが、
こいつ自身にアンブラル関係の効果は無く、アンブラル下級にもこいつをサポートする効果はありません。
と言うか、アンブラルの名前を持つカード自体、今挙げた5枚が全てです!
(厳密には『罪鍵の法シン・キー・ロウ』という、アンブラル・ミラージュ・トークンを生み出せるカードがありますが、こちらも特にアンブラルをサポートしている訳ではありません)
なので、コンマイがテーマサポートを出さない以上、余所からサポートをお借りするしかありません。
具体的な強化方法としては、「アンフォームの自爆をケアしつつ展開し、CNo.の召喚に繋げる」事を可能にせしめるカードを採用していく事になります。
そういう意味では、こちらのカードはマジで理想的なアンブラル新規でございました!
はい、世間一般では「Ai打ち理奈」と呼ばれているこのカード、私は「アンブラル・デス・ブラッド」と呼んでおります。
デス・ブラッドとは、アニメの遊馬戦(1戦目)にて使用されたアンブラルサポートの速攻魔法で、元の効果は、アンブラルと戦闘を行なった相手モンスターを効果破壊する、というものでした。(この効果はOCG化の際、ウィルオザウィスプに内臓されました)
しかしこの「Ai打ち理奈」は、使うタイミングが原作と同じで、それよりも強化され、しかもアンフォームとの相性抜群! 自爆特攻のついでにモンスターを除去し、ついでにバーンも与えられる、まさに理想のアンブラル新規と言えます!
そしてアンフォームの自爆ケアに適したカード、そのもう一枚が、こちら。
はい、アリト君を吸収して得た力です。
自爆ダメージを実質0にし、しかもそのまま特殊召喚されるので、メイン2でシャイニングをX召喚出来ちゃうのです。
後はRUMを引けていれば最強の正規召喚アンブラルの完成です。
さて、以上が【アンブラル】の基本的な回し方です。
しかし、この説明だけでは、レシピにあるカードの半分以上の採用理由を説明できません。
完全にアンブラル特化にするならば、壊獣や「九十九スラッシュ」等を採用し、ワンキルに特化させた方が勝率が上がります。
実際、何年か前にプリンセス杯で【アンブラル】で優勝されていた方がおり、まだベクターではなかった当時の私は腰を抜かした記憶があります。名前も忘れてしまいましたが、アンブラルの先駆者として尊敬しております。
しかし、このデッキは【アンブラル】ではなく、【ベクター】なのです。
だからこそ採用されているカード達について、説明して参ります。
・ベクターデッキの回し方、煽り方
前回のバクラ編でも少し話しましたが、私のキャラデッキ構築の基本方針は『原作再現』であり、そのための『強者感の演出』です。
そして私はデュエル中にそのキャラになりきって、召喚口上や台詞言うの大好きマンなので、台詞を言いたいがために採用しているカードというのも存在します。
ちなみに先程紹介した「アンブラル・デス・ブラッド」。あのお互いのバーン効果は、アンフォーム等の打点0モンスターを使った時は「これでお前ら地獄行き。俺無事〜♪」、こちらもダメージを受ける場合は「俺と一緒に、逝ってくれよォォォ!」と、2通りの台詞を言う事が出来る、最高のカードなのです!
なのでここからは、ベクターデッキとしてのカードの採用理由と、適切な相手への煽り方も合わせて紹介します。
※注意:実際に煽り文句を言う時は、デュエル前に必ず相手に了解を取り、デュエル中も、ベクターのキャラの範疇を逸脱する煽り行為は控え、デュエル後には必ず丁寧に謝りましょう。目的はあくまでデュエルの盛り上げであり、相手の誹謗中傷ではありません。その事をしっかり胸に留め、モラルを守ってお互い楽しく煽りましょう。
まず重要なのはこちらのカード達。
言わずと知れた、ベクターが使用したNo.カードです。劇中の役割としては、ジャッジ・バスターはベクターの遺跡のナンバーズ、ソウル・マリオネッターはドン・サウザンドから与えられた力でした。
効果は(特にCNo.は)強いには強いですが、どちらもかなり癖が強く、活かすには特化構築が必要となります。
しかしベクターとしては、どちらも上手く使いたい! 勿論CNo.104アンブラルも出せる構築にした上で!
なので、アンブラルの動き以外のカードは、そんな我儘を通すために搭載されていると考えて頂ければと思います。
続いて、皆様が目に留まったであろうこちらのカード。
遊戯王界でも5指に入るくらい嫌われるめちゃ強フィールド魔法、シャドウ・ディストピアです。(余談ですが、1位が魔鍾洞、2位がドラゴニックD、3位がヌメロン・ネットワーク、4位5位でアンワとこのカードが熾烈に争ってる気がします)
ちなみに私は「シャドウ・サルガッソ」と呼んでいます。
そして『悪魔嬢リリス』。
これらの採用理由は色々ありますが、基本的には後述のベクターごっこをするために必要な通常罠カードをサーチするためです。
また、自分に有利なフィールドを張り、相手の力を食らい、理不尽な「場所代」を要求できるのはベクターっぽいので、例えフリーで嫌われようとも使おうと決めております。
リリスは自分のケジメとしてピン差しにしております。とは言え、実は手札にサルガッソとアンフォームがあれば、ランク2の『マネキンキャット』を出し、相手モンスターを蘇生させれば、サルガッソで確実に闇属性をリクルート出来るので、必要な時に打点2000のリリスを簡単に立てる事ができます。
では、ここからは上記のコンボで持ってくる肝心な通常罠の紹介です。
ロスヴァンとオレノイデス。
こちらは単純に☆2水増し要因ですね。ロスヴァンは防御、オレノイデスは相手の魔法罠破壊で、様々なデッキに対処できます。
ソウル・マリオネッターの素材は闇属性縛りがあり、本来バジェは素材に出来ませんが、サルガッソが張ってあればその問題もクリア出来ます。
続いて三位一択。
状況にも拠りますが、フリーチェーンでライフを3000ポイント回復出来ます。
アンフォームの自爆ケアにもなりますが、一番の使い道は、ソウル・マリオネッターとのコンボです。
マリオネッターは自身のライフが回復した時、その数値分攻撃力がアップし、同じ数値分のバーンダメージを相手に与える事が出来ます。
この効果はダメステには発動出来ない上、1回の回復数値を参照し、1ターンに1度の制約もあるので、数ある回復カードの中でもこれが最適と判断しました。とにかく1回の回復量が多く、ダメと打点を担保できますし、フリチェ回復なのでコンバットトリックも可能です。
発動条件のEXデッキですが、これもエクシーズテーマ以外には「モンスターエクシーズ」と宣言し、同郷テーマならば融合またはシンクロと宣言すれば確実に発動できます。
効果名は『リザルト・コンバート』です。意味は「責任転嫁」。
コンボが決まった時にはなるたけ気持ちよさそうに宣言しましょう!
お次はこのカード。
ナッシュ戦で、遊馬君達やドン・サウザンドをも騙す名演技と共に発動した事でお馴染み「トリック・バスター」です。
アンフォームの的を破壊してしまうので、状況によってはぶっちゃけアンシナですが、ベクターの使用カードでの数少ないOCGカードなので搭載しています。
単純にミラフォとして強いですし、打点の低いジャッジ・デビルを守るのにも役立ちます。
続いてはこちら。
何人かのフォロワーさんにトラウマを与えたカードです。
実はベクター、劇中でコントロール奪取系のカードは使っていないんですが、デュエル外でドルベとメラグのCNo.とか色々奪っているので、その再現です。
強制転移でも良いっちゃ良いんですが、こちらの方がサーチが効き、奇襲性が強いので。
それに劇中でベクターは未OCGカード『カオス狂宴』で、奪ったCNo.を一気に特殊召喚しているので、スウィッチヒーローの「どばっと盤面ひっくり返す感」の方が再現性高いのではないかと思いまして。
効果が上手く行った際には是非、奪ったモンスターを端から紹介し、「以上! 元は○○の、今は、オ・レ・の! ×××××!」と言ってやりましょう!
特に「オ・レ・の!」の部分を強調し、一音一音はっきりと区切って言いましょう。原作では結構低めの音程ですが、高い声にしてもイヤらしい感じが出るのでオススメです。
○○の部分は、そのモンスターのアニメでの使い手、あるいは対戦相手のお名前や、単に「お前」でも良いと思います。
×××××はそのモンスターの名前、カテゴリ等ですね。劇中でのオリジナル台詞は「以上! 元はドルベとメラグの! 今は、オ・レ・の! カオスナンバーズぅ!」ですので、状況によって自分だけのアレンジをすると楽しいです!
そして罠紹介のラストはこちらです!
やぶ蛇ですね。ザ・相手依存カードです。
例えば相手が羽根箒を握っている場合、こちらがサルガッソを張っていれば十中八九撃ってくるはずです。(リリスがいる場合は躊躇する方もいるかもですが、逆にサルガッソ破壊の必要性も上がりますので、どう来るかはお相手次第でしょう)
そうした時にこいつを巻き込ませれば「お前が招いた結果なんだよ!」と言う事が出来ます!
ま、サルガッソ失うのは普通に痛いですし、そう上手い具合に合わせる事はできないんですけどねー
で、肝心のやぶ蛇で呼び出すモンスターが、こちらです。
『三位一択』も使う都合上、融合、シンクロから一枚ずつ選出しました。
通常やぶ蛇から出すカードと言えば『ナチュル・エクストリオ』や『異星の最終戦士』が有名ですが、ハマるとゲームがつまらなくなりますし、相手の場に高打点がいる場合には無力になってしまいます。
そして、私がこの2枚を選んだ最も重要な理由はーーー
「相手の『CNo.101 S・H・Dark Knight』に強く出れるカードだから」なのです!
ベクターとして戦う以上、やはりナッシュには勝ちたいのです。
なのでこのデッキには、私自身のギミックを成立させるついでに、ナッシュのギミックをメタれるカードが何枚かあります。
何を隠そうシャドウ・サルガッソはナッシュメタの最たるもので、新旧シャーク関係カードの多くは「場の水属性モンスター」を参照しているので、こいつが張られているだけでシャークデッキの機能は半減すると言っても過言ではありません。
他にはロストヴァンブレイズで相手を☆2にする事で、相手のエクシーズを妨害する、という事も可能です。
最後に、このデッキのRUMについてですが、
現在はバリアンズ・フォースを3積みにしております。
ナッシュは墓地の罠でお手軽ランクアップ出来るのに対し、こちらは素引き頼みなので、正直かなりつらいです。ですが、堪えなければなりません。
CNo.を簡単に(?)出す方法として『RUM-七皇の剣』がありますが、私はこのデッキにおいて、このカードは絶対採用しないと決めております。
理由:あれ、ナッシュの力だから!!!
劇中でもベクターはこのカードを一度も使用しておりませんので、私もそれに倣うことにしております。
なので当然、クイック・カオスも不採用です。
また、最近遊馬君の新規でRUMサーチも容易になりましたが、そちらも使う気はありません。
いや、使いたいですけども! 展開もサーチも出来るって、それアンブラルで一番欲しいやつですけれども!
ゼアルを倒したい側がゼアルを採用したのでは、あまりに物語性に欠けるというものです!
なので、私はあくまでベクターとして採用できるRUMとして、バリアンズ・フォースが最適と考えております。本当は『RUM-千死蛮巧』も採用したいのですが、あまりにも発動出来る状況が無さ過ぎて……
今後RUMの枚数を増やしたくなった時は、遊馬君と真月の友情の証くらいは入れても良いかなーと考えてたり。
はい、これで大体説明しきったかと思います。
色々と書きましたが、今のところOCGの強化はナッシュに追い風なので、最近は中々勝てないのが悔しいところです。
ですがこのデッキの良い所は、今後の新規による『拡張性が高い』ところです!
汎用的な通常罠や、新たなやぶ蛇候補などで、デッキ内容を簡単にチューンナップ出来ますし、自分だけでなく相手のプレイングによっても強さが流動します。
なので、使っていて全く飽きが来ないのですね。
そういうデッキは、私の今まで作った中でも数えるほどしかありません。
たぶん、読者の皆さまもそうではないでしょうか。
このデッキ作成の過程は以前の記事にも書きましたが、このデッキは何度も失敗して、敗北して、紆余曲折して、色んな方から助言を頂いた結果生まれました。
私一人では、このデッキは生まれませんでした。本当に、奇跡と言っても良いと思っております。
なので、今回の記事の締めとして、改めて感謝の言葉をば。
「メインデッキのアンブラルも使ってみれば?」と言ってくれ、デッキ調整にも付き合ってくれたH氏、あの言葉がなければ、私はきっとこの構築に踏み切れませんでした。
ウィルオザウィスプとスウィッチヒーローだけで綺麗に負けたK氏、貴方のホープザライトニングはとっても強かったです。
ヌヌオフで幻夢コーポレーションで対戦してくれたM氏、無敵要塞ザイガスは抜けてしまったけれど、またあんな名勝負がしたいです。
ディストピアの囮にかかってくださったB氏、あのドラグーンオブレッドアイズは今でも私の最大の釣果です。
他にも、オフ会などでこのデッキと戦ってくれた方々、面白かったと誉めてくださった方々、皆さまのおかげで今、このデッキはあります。
本当に、本当にーーー
以上、ベクターデッキの紹介でした!
また次回!