ヒロリアン's カオスブログ

デッキ構築やアニメキャラの考察など、遊戯王に関することを気まぐれに書いていきます。

私の限界キャラデッキ紹介(バクラ編)

 ヒロリアンです。

 最近麻雀熱が凄くて、先週末にはフォロワーの決闘者さんと雀魂さんで友人戦やったのです。

 やっぱり卓を囲んだ方の声が聞こえて、こっちの声も伝わるのは楽しいです! 御無礼とか言いたかった!(言って締まるほど高い役作れなかった)

 

 という事で今回は麻雀とは関係ありませんが、私の持ってる限界キャラデッキを紹介していきます。

 

 はい項目ドン!

・バクラって?

・マイ限界デッキ-バクラ編

・気に入る勝ち方、気に入らない勝ち方

 

 この記事を読まれる方ならば心配はいらないかと思いますが、念のため……

※この記事には原作『遊戯王』及びアニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』のネタバレを含みます。読まれていない方は是非読んでみてください。王の記憶編、面白いです!

 では参りましょう。

 

 

・バクラって?

 

 あぁ!(いつもの)

 

 バクラは原作『遊☆戯☆王』およびアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』に登場する悪役です。

 具体的には、主人公、武藤遊戯の持つ千年パズルに宿る人格が闇遊戯であるように、遊戯の友人である獏良了が持つ千年リングに宿る邪悪な人格です。

 その正体は、古代エジプトにおいて暴虐の限りを尽くした盗賊王バクラであり、千年アイテムを全て集め、大邪神ゾークを復活させるために暗躍する生粋の悪でございます。

 劇中では三回闇遊戯と直接対決しており、いずれもギリギリまで遊戯を追い詰めるも惜敗しております。

 特にラストバトル! こちらは『王の記憶編』全体が闇遊戯VSバクラの闇のゲームとなっており、特にアニメ版ではこのゲームに勝つために周到な準備をしており、あの海馬さえも手駒として利用し尽くしております。不測の事態で自身が戦闘不能になった時でも、マスターアイテムやパラサイトマインド(他人に自分の意思を植え付ける能力)を駆使して、常に自身に有利に立ち回るプレイングで王様を苦しめました。

 王の記憶編は原作とアニメで色々と変更点があり、原作のライブ感も良いですが、個人的にはバクラの思惑や時間軸が整理されたアニメ版の方が好きだったりします。

 

 そんな、基本的には狡猾で暗躍を好むバクラですが、デュエルにおいては自身の実力で勝つ事を好み、バトルシティ編では表獏良を盾にしようとするマリクの策を突っぱねて(今後も表獏良を利用したいという思惑もあったとは言え)あえて敗北を選ぶという意外な一面もあります。

 やっぱりこういう、不合理であっても自身の欲望やこだわりを優先させる悪党っていうのは魅力的ですよね! いや、だからこその「悪」なのかも知れません。

 

 

・マイ限界デッキ-バクラ編

 

 という事で、本題のデッキ紹介です!

 とりあえずレシピ、ドン!

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 はい。作中で使用したカードは極力採用しつつ、それに意味を持たせ、バクラっぽい事を色々するデッキになっております。

 死のメッセージを極力引きたくないので、デッキ枚数は60枚です!(ま、それでも引いちゃうんですけどねー……)

 

 基本的には☆3悪魔ギミックに初動をお任せしてます。最初はとにかくケルビーニかダンテ立てたいので、デスガイドだけでなくマスマティも採用。彼岸は展開や後続サーチ、妨害とマルチに活躍してくれます。バルバリッチャの効果で彼岸を除外する事で、カース・ネクロフィアの自力SSも出来ます。

 

 闇の支配者ゾークは完全に「高等儀式術引けたら出す」みたいな感じです。ケルビーニのリンク先に出せば、例え効果がファンブルになっても保険が効きます。とは言え、実際に効果を使う時はバクラの気持ちになって「回れ! 洗脳ダイス‼︎」と言ってしまう方が、当たっても外れても盛り上がりますので、ここは恥ずかしがらずに口に出して言いましょう!

 アーデクとかで積極的にサーチしても良いのかも知れませんが、今のところ良い感じの墓地落としの手段が思いついておりません。思いついたらそっちに特化させても良いかも。

 

 バクラデッキを作る以上、首なし騎士、夢魔の亡霊、絵画に潜む者、死霊伯爵は絶対入れたかった! ので入れました!

 役割としては予想GUYでのSSでリンクや生贄召喚の素材にする事と、高等儀式術の生贄要員って感じです。

 また、このデッキは初動が☆3頼みなので、予想GUYで出せる☆3として、唯一バクラが使った☆3バニラであるハイ・プリーステスを採用。高等儀式術で伯爵と合わせて生贄にも出来ます。

 他にもディアバウンド、デスカリバーナイト、死霊ゾーマメタモルポット、ジョウゲン等、バクラが使った単体で強いカードはとにかく詰め込んでおります。

 

 そしてこのデッキのメインギミックは当然、ウィジャ盤です!

 それを守るためのギミックとして身代わりの闇、ディンギルス、後はモンスター効果無効の★3エクシーズといった感じ。本当はスタダとかも採用したいですが、キャラに合わない事とギミック的に無理があるので断念。大革命返しくらいなら入れても良いかも?

 

 他にはデーモンギミックも少々組み込んでおりますが、こちらは我ながら微妙だったりします。

 トリック・デーモンのサーチがコストだと発生しなかったり、呼び声を使いたい時に手札コストが足りなかったり、逆に使える時に蘇生したい悪魔が墓地にいなかったり、若干噛み合わない感じ。

 プレイングや配合の問題もあるかもですが、正直この枠はデッキ枚数を60にするために埋めた感もあるので、ここはいっそ削っても良いのかも知れません。

 てか、芝刈り入れるの、普通にアリな気がしてきました。死のメッセージが落ちてもオカルティズムで戻せるし、トリックデーモンの効果も起動するし。

 

 他の改善点としては、EXデッキでしょうか。

 トロイメアは手札を切れる悪魔族という事もあって採用してますが、何だか安直な気もしてしまいます。芝刈り採用するならグリフォンも入れる事にしますけれども。

 エレちゃんはケルビーニから簡単に出せるしオカルトデッキの雰囲気にも合うので入れてますが、フリーでヘイト溜めないか不安だったり。

 後はキュリオスですが、こちらは前までトーチゴーレム入れてた名残なので、現構築で出しにくいようなら入れ替え候補です。

 

 ちなみに孤毒の剣を入れてる理由は、死霊伯爵に装備して「ビッグ・ナイトレイドォォォ‼︎」と言うためなのですが、どちらもピン刺しなため、実戦ではまだ1回も言えてません。悔しいです‼︎

 

 そんな感じで、書いてる間にもどんどん構築が変化する程度には未完成なデッキですが、これを公開したのは、ちょっと言いたい事があったからです。

 

 

・気に入る勝ち方、気に入らない勝ち方

 

 ひとまず私はアニメキャラの真似が出来れば満足できる民なので、デッキ構築においては極力アニメ再現を重視しております。

 とは言え、当時のカードプールだけではどうしても現代遊戯王のパワーには勝てません。なので私は、ファンデッキであっても、最近のカードも合わせて採用しております。

このバクラデッキについても例外ではなく、ネクロフィアでのコントロール+悪魔族ビート+ウィジャ盤特殊勝利を手札に応じて使い分ける冒険構築なので、なるべく安定させるために彼岸やデーモンの力を借りています。

 これは単に「自分がデュエルで勝ちたいから」という以上に、自分が組んだデッキのキャラ、自分が好きなキャラには「強キャラであって欲しい」という思いがあるからです。そして「もしそのキャラが現代のカードプールでデッキを組んだらどうなるか」を考えるのが、純粋に楽しいというのもあります。

 

 勿論、デッキ構築理論は人それぞれだと思いますので「強くするなら手札誘発くらい入れなきゃいかんでしょ」とか「いやいや原作で使ってないカード入れちゃあファンデッキじゃないでしょ!」という考え方もあるかと思いますし、それらは決して否定されるべき事ではないかと思います。

 ただ、考え方が違う人同士がお互い棲み分けるのは、とても大事なことだなぁと思ったのです。

 

 例えば、(今はお休み中ですが)サテライトショップのフリー対戦会やサウザンドミーティング。そこには様々な方が自慢のファンデッキを持ってきていて、私もよく参加させて頂いてます。

 そんな中に、ほぼ大会用みたいな誘発モリモリ封殺する気満々な方が来られると、まぁテンション下がる訳です。下げたくなくても下がっちゃうのです。

 

 これは逆パターンもあると思います。互いに勝利だけを追い求める、ヒリヒリした勝負をしたくて公式の大会に出たのに、相手が環境などろくに考えてない甘々なファンデッキだったら、テンションだだ下がりになるでしょう。(大会に初めて出る初心者さんとかなら仕方ないので、優しくアドバイスしてあげて下さい)

 

 だからこそ大事なのは、大会やイベントの「趣旨」を理解する事だと思うのです。

 最近はリモートデュエルのイベント企画を立ててくださる方がTLでも多くなってきた気がしますが、それぞれに企画のコンセプトがあり、「こんなデュエルで楽しんで欲しい」という狙いがあるはずです。

 例えば独自のリミットレギュレーションを設けて「うらら等の誘発禁止」みたいなルールがあった場合、それは主催者が「相手に何もさせないのではなく、互いに力を出し合えるデュエルをして欲しい」という「狙い」があるはずです。

 それなのに、レギュレーションから漏れた封殺系のカードをふんだんに使って勝利を求めるのは、何か違う気がします。確かにその構築なら勝てるは勝てると思いますが、それで勝って本当に楽しいのかなと。

 

 ……何だかデッキ構築論から随分話が飛躍してしまった気がしますが、なんとかまとめてみます。

 

 デッキを作った以上、それで色んな人と戦いたいと思うのは決闘者のサガだと思います。

 これを身内同士でやる分には、互いのデッキパワーも理解して出来るはずなので、何も気にする事はないと思います。

 ただ、イベント等で不特定多数の未知なる決闘者とデュエルする場合は、そうしたデッキパワーやイベントのコンセプトを理解し、尊重し、価値観の相違という悲しいすれ違いを極力減らす努力を、我々全員がすべきだと思うのです。

 

 以上!以前キャラデッキ大会と言いつつ封殺魔術師ぶん回して榊遊矢デッキと名乗った方に頭が来たことを今になって思い出し、「EMもオッドアイズも入れないお前如きが榊遊矢に勝てると思うな!」と思った私の愚痴! でした!

 

 とりあえず私はバクラデッキを使うにあたり、汎用手札誘発は採用せず、常にバクラ「らしさ」を追い求めようと思います。

 それで勝率が下がろうが知った事じゃありません。バクラのデッキで戦い、バクラとして勝つ。そうして勝つ事に意味があるし嬉しいと思うのです。

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 バクラの言葉を借りるなら、こういう事ですね。(項目回収)

 それに例え負けても「今回はオレ様の負けにしといてやるぜ」と言えるので、どちらにせよ楽しかったりします。

 

 

 という訳で、長くなりましたが、バクラデッキの紹介および愚痴でございました。

 他の限界デッキについても追々紹介していこうと思います。

 と言うか! まだこのアイコンのデッキ紹介してませんでしたね! 次あたり書きます!

 

 では今回はこの辺で!

 最後に闇の力を手に入れるのは、オレ様よぉ‼︎