超重武者について
こんにちは、ヒロリアンです。
ブログ始めたばかりなので、2日連続投稿です! いつまで続くか見守って頂ければ幸いです。
という事で今回は、私の一番のフェイバリットテーマ。超重武者について説明していく事にするわね(某一般男性さん口調が癖になっております)
トピック
・超重武者って?
・「守備表示のまま攻撃できる」事のメリット
・狂気の構築『フルモンスター』
・超重武者って強いの?
今回はこんな順番で話して参ります。
気になる所だけでもドラッグして読んで頂けるよう、各項目の先頭は太字にしておきます。
・超重武者って?
ああ!
と、冗談は置いといて。
超重武者とは、OCG9期に登場した、鎧武者モチーフの地属性・機械族のテーマです。
アニメ『遊戯王ARC-V』においては、主人公遊矢を影に日向に支え続けた親友にして漢の中の漢、権現坂昇が使用したカード群です。
テーマとしての最大の特徴は、一部の上級やシンクロモンスターが、守備表示のまま守備力を使って攻撃できる事!
そして、テーマ内の多くのモンスターが、墓地に魔法罠が無い時に効果を発揮する事です!
・「守備表示のまま攻撃できる」事のメリット
前者の効果は一見「絶対防御将軍」や「召喚獣コキュートス」に似ていますが、彼らはあくまで自身の攻撃力で殴ります。
対して超重武者の「守備力を攻撃力として扱う」効果は、意外と色んな恩恵を受けられるのです!
例えばリンクリボーの「攻撃力を0にする」効果、守備力で殴る超重武者にはまるで効きません。
例えばオネストの「相手モンスターの攻撃力分攻撃力をアップする」効果。普段なら必ず相手を返り討ちにできる強力な効果ですが、超重武者の場合、素の攻撃力は守備力より大分低いので、その効力もかなり減少します。
例えば眠れる巨人ズシンの「攻撃力は、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力+1000ポイントの数値になる」効果、超重武者相手だと簡単に突破されてしまう、なんてのは有名な話かも知れませんね。
という訳で「守備力で攻撃できる」という効果が、ユニークなだけでなく意外と強いという事がお分かり頂けたかと思います。
・狂気の構築『フルモンスター』
そしてもう一つの、「墓地に魔法罠がない時」に効果を発揮するという個性。これはアニメ「ARC-V」における権現坂の立ち位置に関係しております。
劇中では主要なルールであるアクションデュエル(フィールドに散らばったアクションマジックを使用しても良いというルール)に対し、権現坂はAカードに頼らない=Aカードを取るためにフィールドを走り回ったりしない『不動のデュエル』を信条としています。
それは「己のデッキを信じる」という矜持ゆえ、というのもありますが、Aカードも魔法の一種であるため、これを使ってしまうと自分のモンスターが効果を発揮できなくなってしまうという実際的な理由もあるのです。
魔法罠が墓地にあるとモンスター効果が使えない。それは自分が一切魔法罠を使えないという事で、普通に考えれば重大なデメリットです。
実際、アニメ11話にて権現坂はその制約ゆえに苦戦を強いられます。しかし遊矢は「これで良い」と、彼を信じて疑いません。
そしてデュエル終盤、権現坂が大逆転のコンボに打って出たことで、彼のデッキの秘密が明らかになります。
遊矢「この一撃を放つためには、墓地にマジック・トラップが無いことが条件。だから権現坂は、デッキにマジックもトラップも入れない、フルモンスターのデッキを組んでいたんだ!」
フルモンスター。アニメでフルモンスターですよ!? 現実のOCGにおいてもドマイナーな構築ですよ!
これには私も志島北斗もビックリしました!
この衝撃以来、私のアクファにおける最推しは権現坂一択となりましたとも!
そしてOCGの超重武者も、その厳しい制約に見合う数々のユニークな効果を持ったモンスターが多数おり、使っていて非常に楽しいテーマとなっております!
(例;相手墓地の魔法罠を使える、☆6シンクロで羽根箒が打てる、相手モンスターをシンクロ素材に出来るetc…)
各カードの詳しい解説につきましては、以前私がまとめた資料がございますので、下記のモーメントをご確認頂ければと思います!
https://twitter.com/i/events/1261671064750264327?s=21
・超重武者って強いの?
と、ここまで書いてきましたが、超重武者というテーマを大会で見たという方はほとんど居ないかと思います。
確かに超重武者にはユニークな効果持ちが多く、守備力を参照して攻撃する都合、大型の打点がかなり高く(3500とか3800とか4800が簡単に出ますし、専用のリミ解みたいなカードもあります)、高火力でワンキルも可能なテーマです。
しかし『フルモンスター』という事は、同時に対策もされ易いという事です。
基本的に全てモンスター効果で展開するため、サイドデッキからモンスター効果無効カードを大量追加されれば、勝つのは一気に厳しくなります。そもそもSSメタをされればそれだけで止まりますし、ダークロウ等で墓地利用出来なくなるのもキツいです。
こちらもサイドを工夫すれば良いのかも知れませんが(例えば相手が魔法罠除去を抜くのを見越して強力な魔法罠を追加する等)、それでも超重武者は大会で勝つには中々難しいテーマと言わざるを得ないでしょう。
あと私自身がそうした大会読みを意識してデッキを構築するのに疲れて大分昔にカジュアルに染まってしまった経緯があるので、ぶっちゃけ現在の環境で超重武者がどれだけ通用するのか分からない、というのが本音です。
なので案外、頑張れば今の環境でも勝てるのかも知れません(軽率)
少なくとも以前私がフリーで閃刀姫を相手にした時、相手の閃刀魔法を奪いまくって快勝した事はあるので、相性次第では勝てるポテンシャルはあると思います。
もしこの記事をご覧になって超重武者に興味を持ち、超重武者で大会にも臨んでみたという漢の方がいらっしゃいましたら、結果をご連絡頂きたいなぁと思います。
勝っても負けても、超重武者と共に戦ってくれる方が増えることは私にとって喜びですし、もしも優勝されたならばそれは望外の喜びです!
とりあえず今回はそんな感じで、超重武者がどんなテーマなのか、という紹介でした!
多分私のこのテーマに対する想いや愛、言いたい事について、この記事だけでは到底伝えきれていないと思います。
そもそも今回は私の【ALL超重武者】デッキについて解説しようと思って書き出したのですが、テーマの解説だけでめちゃくちゃ時間がかかってしまったので、そちらはまた今度とさせて頂ければと思います。
ひとつの記事が長くなると、読者も筆者もしんどくなりますからね! お互いがラクな道を模索しようではありませんか!
ひとまず今回はこんなところで。
次は私のもう一つの顔である『ベクター』について語ろうかと思います。
それでは、さよならだ!